RMTへの認識
RMTが多数存在している現状。まずここから認識する。無ければいいのに、という願望も、運営側に対して「取り締まってください」とお願いしても、恐らく無駄です。望んでも、金が動く以上、誰かがやるので望むだけでは無くなりません。取り締まる側に、取り締まらない方が旨みがある以上、いくらお願いしても通りません。
RMTに批判的な人が、まず考えるのは上のような例だと思います。実は何も解決に繋がらない事なので、無為に過ごしているのと一緒です。
RMTが流行るMMOは、だいたい運営してる企業の顔ぶれからして、物凄く面の皮が厚いので、運営の質や方針もお察し下さい、ということになります。
RMTと抑制
運営側が、RMTの旨みより取り締まった方がメリットがある、と思えば事態は変わるでしょう。現状で言えば、RMT目的のプレイヤーや業者が大量に支払いを行ってるので、売上に繋がって旨みが大きいでしょう。
中には運営会社役員で、RMT企業を作る人もいるそうですから、売上だけに限らず、ゲームマネーを運営側が売るところもあるわけです。しかしこれは横領とも見なせますし、企業として見れば、背任としか思えない行為でしょう。とはいえ母体が一緒とか同族などの理由で、運営会社が役員の行う横領か背任に思える行為を、黙認などしたらどうでしょう。
もともとMMOの運営企業で、モラルの高い会社があるのかかなり疑問です。そのつけが回ったのか、どこぞのいい加減な運営企業は、そのやり口に対してかなり国民生活センターに苦情が出ているそうですね。
日本ではゲームなどといったサブカルチャーは、社会的評価が低く扱われるなど、あまり取りざたにされないかもしれません。しかしいくら社会的に低いと見なされていても、そこで金銭が動いている以上は、まずしかるべき機関が対応しますし、さらにその中に犯罪や問題が多いならば、国も何らかのアクションをとるかもしれません。
特に不正アクセスや、されている可能性のある不正送金などの犯罪が、今後もっと表に出れば動くところも出てくるのではないでしょうか。たまに新聞やニュースで、不正アクセスで逮捕などと出ていますが、これが社会的な問題だと認知されるほどになれば、対応する法律などの検討がされるかもしれません。
そもそもこういった分野は、ユーザーが若年層に偏りやすく、社会的認知が低いなどの理由から、法的な保護の範疇に入らないことが多いです。これがもっと、公然と、このような問題行為が行われている、と表沙汰になったとすれば、国も動かざるをえなくなるでしょう。特に税金に関する部分で引っかかるものがあれば。
現在日本では引きこもりやニートが問題になっています。MMOがそれらの巣窟かどうかは別として、一因ではあると思います。自由経済の範疇に国が規制出来るものかどうかは、今後の社会情勢やMMO事情、実害の立証や因果関係次第ですが、可能性としてはゼロでは無いでしょう。自由を曲げてまで規制するほどの分野じゃない、と判断されそうですが。
消費者
まず消費者が全体的に賢くなる必要があると思います。現状では、多くの運営企業は「ユーザーはどうせ馬鹿だからわからない」「ガキには何も出来ない」「日本人は一人じゃ動けない、長いものには巻かれろって思ってる」と思ってることでしょう。
例えば労使関係も似たようなもので「労働者は法律を知らないからサビ残させてやる」「労働者はクビが怖いから、黙って従うしこきつかってやる」「私腹を肥やしたいから労働者からピンハネしてやろう」といった経営者は割といる。しかし労働者が知識や団結をすれば、労働組合を作って法的に対等になれる。交渉も出来るし経営者が恐れる権利を行使出来る。今ではサビ残などが発覚すればニュースになり、悪質な改竄や未払を行えば逮捕もある。消費者の意識が高くなれば、サブカルチャーな分野であっても、社会的な保護を受ける可能性は高い。
要するに消費者として賢くなり、消費者の権利というものを突きつければいいわけです。金を払ってるのに十分な対価を得られない状態にある、といった被害についても争えるわけですから。
現に韓国のMMOでは消費者団体の集団訴訟などもあります。もっとも、韓国ではRMT業者がRMTする権利などを訴えるなどで、日本とは逆ですが。ともあれ消費者が団結すれば、そんな事でも可能なのです。それを受けて韓国NCは、規約でRMT1回でBANをRMT2回でBANに緩和しました。日本で望まれてる事とは全くの逆だが、消費者が団結して訴える事で、不可能を可能に出来るわけです。
今後のプレイヤーは、まず現状の把握をし、自分が顧客であり金を払ってしかるべき対価を受けるべき権利を有してると認識し、改善を考えるならば法的な権利を行使する事を考えに入れなければならないと思います。
しかし、そんな面倒なことをするくらいなら辞めればいい、と思う(思って辞める)人より、文句を言いながらも金を払い続けて不自由なゲームに没頭する人が随分多いのも、問題な気がします。
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